Textile Workshop ~日本の素材を学ぼう!~ テーマ:
新型コロナウィルス感染症拡大により、様々な産業で「サプライチェーン」の見直しが提唱されております。繊維産業においても、ただ価格のみを重視し人件費の安価な素材を製造することに疑問を抱くムードが出始めております。また、サステイナブルに対する消費者の意識も徐々に浸透し始めています。改めて、日本製素材を深堀する時代の到来なのではないでしょうか?
そのような時流の中で、なぜ、日本製素材が差別化に寄与できるのか?また、日本製素材とはどのような産地で製造され、どのような特徴を有しているのか? もの余り日本で、モノを製造するのにあたり今、その製品の持つ“ストーリー”も消費者の消費マインドを動かす要因になっております。
日本の産地企業が集結するPremium Textile Japan(以下、PTJ)において、企業名だけ、取扱い商材だけ、そして見た目、風合いだけでサンプル依頼することから一歩踏み込んだ見方をし、その素材が持つ背景を知ることで素材商談会の見方にも新たな目線が生まれるのだと思います。
そこで、アパレル・服飾雑貨メーカー、小売り、デザイナーメゾン等の若手社員を対象に、日本の素材産地レクチャーを行ない、日本製素材への認識を深めていただく学びとビジネスを連携させた“Textile Workshop”を開催いたします。 |
開催概要・受講者募集 |
◆開催日時 | : | 2021年12月7日(火)・8日(水) 各日10:30~(60分) | |
◆開催場所 | : | 東京国際フォーラム ホールE-2(PTJ会場)前 レクチャールーム |
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◆募集対象 | : | アパレル・服飾雑貨メーカー、小売り、デザイナーメゾン等に勤務し、商品企画・素材仕入れに携わる職歴5年未満の若手社員 ※学生不可 |
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◆定 員 | : | 各回15名 |
ワークショップ |
第1部 基礎講座 |
【講師】JFWテキスタイルコーディネーター:井上 佐知子 氏 / 久山 真弓 氏 |
7日(火) | * 日本の素材産地とは |
8日(水) | * 日本の素材産地とは |
※2021年5月展では、特別編として「サステイナブル」をテーマに2日間のワークショップを開催し、好評を得ました |
第2部 産地レクチャー |
7日(火)<原料ベースでのサステイナブル(福井産地)> |
【講師】 天然原料の再生セルロース繊維、レーヨン・アセテート・キュプラを中心とした繊維素材メーカーとして事業を展開し、「人と地球を繊維でむすぶ」をキャッチコピーに素材の調達・生産の工程・サービスや物流の全てにおいて持続可能なサプライチェーンを整えつつ、お客様の視点に立った価値を提案しております。 |
8日(水)<原料~染色・加工でのサステイナブル(和歌山産地)> |
【講師】 チーズ染色の無人化プラントを所有する吉田染工とニット生地の染色整理の貴志川工業(株)はグループ会社です。創業より環境対策には尽力してきました。染色廃水は瀬戸内法の基準まで自社内で処理しています。重油から天然ガスにエネルギー源を転換し、CO2排出量30%削減を達成しました。 |
第3部 テキスタイル合同展示会 来場のノウハウ/Q&A |
【講師】JFWテキスタイル事業 コーディネーター:兼巻 豪 氏 |
PTJなどテキスタイル合同展示会の商談やブースの見かた等のノウハウを解説します。 |
>>> 受講申込みは締め切りました。ありがとうございました。 |