Textile Workshop ~日本の素材を学ぼう!~ テーマ:“ジャカード(山梨産地)”&“ニット(尾州産地)”
今年初旬、新型コロナウィルス感染症拡大により、様々な産業で「サプライチェーン」の見直しが提唱されております。繊維産業においても、ただ価格のみを重視し人件費の安価な素材を製造することに疑問を抱くムードが出始めております。また、サスティナブルに対する消費者の意識も徐々に浸透し始めてもいます。改めて、日本製素材を深堀する時代の到来なのではないでしょうか?
そのような時流の中で、なぜ、日本製素材が差別化に寄与できるのか?また、日本製素材とはどのような産地で製造され、どのような特徴を有しているのか? もの余り日本で、モノを製造するのにあたり今、その製品の持つ“ストーリー”も消費者の消費マインドを動かす要因になっております。
日本の産地企業が集結するPremium Textile Japan(以下、PTJ)において、企業名だけ、取扱い商材だけ、そして見た目、風合いだけでサンプル依頼することから一歩踏み込んだ見方をし、その素材が持つ背景を知ることで素材商談会の見方にも新たな目線が生まれるのだと思います。
そこで、アパレル・服飾雑貨メーカー、小売り、デザイナーメゾン等の若手社員を対象に、日本の素材産地レクチャーを行ない、日本製素材への認識を深めていただく学びとビジネスを連携させた“Textile Workshop”を開催いたします。 |
開催概要・受講者募集 |
◆開催日時 | : | 2020年11月18日(水)・19日(木) 各日10:30~(60分) | |
◆開催場所 | : | 東京国際フォーラム ホールE-2前 レクチャールーム |
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◆募集対象 | : | アパレル・服飾雑貨メーカー、小売り、デザイナーメゾン等に勤務し、商品企画・素材仕入れに携わる職歴5年未満の若手社員 ※学生不可 |
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◆定 員 | : | 各回15名 |
ワークショップ |
第1部 基礎講座 |
【講師】JFWテキスタイルコーディネーター:井上 佐知子 氏 / 久山 真弓 氏 |
18日(水) | * 日本の素材産地とは |
19日(木) | * 日本の素材産地とは |
※異業種の受講者や専門基礎知識を習得する機会のなかった受講者向けに、昨シーズンより「第一部」を少しリニューアルし、連続企画として「繊維素材の基礎知識」を織り込んでおります。 |
第2部 産地レクチャー |
18日(水)<ジャカード/山梨産地> 【講師】株式会社槙田商店 取締役 工場長 槙田 哲也 氏 |
1866年創業当時、産地の織物を取り扱う甲斐絹問屋として山梨と消費地をつなぐ仕事を行っていました。時代の変化に伴い、設備や人に投資をし、自分たちで考えて企画をし、作り、売る、と次第にあり方を変えてきている企業です。 |
19日(木)<ニット/尾州産地> 【講師】中隆毛織株式会社 代表取締役社長 木村 正人 氏 |
あのウールで名高い尾州産地で、4代に渡り繊維素材の企画販売を行っております。 |
第3部 テキスタイル合同展示会 来場のノウハウ/Q&A |
【講師】JFWテキスタイル事業 コーディネーター:兼巻 豪 氏 |
PTJなどテキスタイル合同展示会の商談やブースの見かた等のノウハウを解説します。 |
>>> 受講申込みは締め切りました。ありがとうございました。 |